池上本門寺・御会式の万灯行列に参加しました!
どうも、広報担当・編集長の遠藤です。
10月12日、立正大学仏教青年会は会を上げて池上本門寺・御会式の万灯行列に参加して来ました。
(仏青オリジナルの提灯。この日のために作りました)
一行がまず行ったのは、池上駅前での太鼓の叩き方レクチャー。
一般の唱題行脚などでは「南無妙法蓮華経」の一音一音に合わせて太鼓を叩くのですが、御会式で万灯行列を歩く際は独特のリズムで音頭を取るのです。
今回は御会式に初めて参加される方も多々おり(私もです)、このリズムを覚えるのに皆さん苦労した模様です。
様々な趣向を凝した万灯をしばし見学した後、ついに私たちも行列に参加!
今回は現在立正大学学園の理事長を務める古河良晧先生がご住職をなさっている目黒・常圓寺の万灯に参加させて頂きました(twitterでは誤って新宿・常圓寺と記載してしまいました。大変申し訳ありませんでした)。
古河先生にはこうした貴重な機会を設けていただき、仏青一同改めて深い感謝を申し上げる次第です。
万灯行列は池上のメインストリートを通ってから池上本門寺の総門を目指します。
団扇太鼓の音頭と沿道の屋台の熱気、それに行列を熱心に見守る参拝者の方々で大変な活気でした。
長い長い「此経難持坂」を万灯もなんとか登り終え、大堂に到着。
参加者一同、大堂に安置されている日蓮聖人の御影を前にお題目をお唱えしました。
その後客殿前にて到着した色とりどりの万灯を前に記念撮影を行いました。
本当に色鮮やかに彩られた万灯でいっぱいです!
(仏青の万灯行列は、前列の古河先生のみならず立正大学仏教学部教授の庵谷行亨先生にも多大な尽力を賜りました。重ねて報恩感謝申し上げます)
ここで万灯とは別れを告げて、一行は本殿、御廟所に参り、御廟所前では一同自我偈を読誦しました。
そこから今度は階段を下って最近改装されたばかりの荘厳な多宝塔を前に再度自我偈の読誦。
最後に日蓮聖人がご入滅なされた大坊・本行寺に参拝して仏青の全行程が終わりました。
今回の参加者は去年より倍増の15人ということで、仏青としても実り豊かな催しになったのではないかと思います。
私のように御会式自体が初めてという参加者も多々おり、初めての御会式が万灯行列の側という大変貴重な経験を得ることが出来ました。
また御会式の日の池上は、街中多くの人々で溢れかえっており、「御会式」という「お祭り」が地域に深く根付いていることを身をもって実感しました。
最後に、私が行き帰りに利用した東急蒲田駅の万灯を。
御会式は池上のみならず、池上を通る東急や周辺の自治体にとっても欠かすことの出来ない重大イベントです。
これから記事にしていく仏教青年会会報の「特集・御会式」では、東急電鉄による御会式の日の来場者数統計などを参照していこうと思っています。
御会式の賑わいがいつまでも途絶えないことを心から祈る次第です!